マルキヤ
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ダイヤモンドの査定 パート7(Clarity Grading)

ダイヤのクラリティー(透明度)の鑑定に際しては、前回お伝えしたように、ダイヤの透明度が最上級のFLからIF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、最下級のI3までの11等級のどれに該当するのかを決めるのですが、この11等級の指標を大別するとFL、IF、VVS、VS、SI、Iの6クラスに別けられます。

まずはじめに、このどのクラスにあたるのかを判断します。

判断に際しては、最下級のIクラスからSI、VS、VVS…クラスと上のクラスに向かって消去法で該当クラスを判断してゆきます。

真上から石の内部を見て含有する内包物が肉眼で確認できればIクラスに、確認できなければSIクラスから上となります。

Iクラスだと判断したら内包物の性質・大きさ・数・位置・色によってIクラスの中の上級がI1、中級がI2、下級がI3となります。

マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓