マルキヤ
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ダイヤモンドの査定 パート24 (Color Grading)

前回までにご説明したやり方で、検体となるダイヤモンドを、それぞれのカラーグレードを示すマスターストーンと比較し色をくらべていきます。

まず、左端に無色または、色の薄いマスターストーン(カラーグレードがDかEかFのもの)を置き、徐々に色が濃くなるように 1.5センチの間隔をおいて、右に向かってそれぞれのマスターストーンを並べ、最後に色が一番濃いマスターストーンを右端に置きます。

マスターストーンを並べ終わったら、検体となるダイヤモンドを、左端のマスターストーンの右隣に置き、左のマスターストーンと色を比べます。(下記写真:上記マスターストーンの列の中に、検体となるダイヤモンド=他の石より大きな石、を入れたところ)

検体となるダイヤモンドの色が左のマスターストーンと同じであれば、マスターストーンと同じグレードをつけ、この時点で終了。

左端に置いたマスターストーンがEで、、検体となるダイヤモンドが薄ければ、グレードはDとし終了。

マスターストーンがFの場合はDかEの可能性があり、最終的なグレードの検査が必要となります。

マスターストーンより色が濃い場合、次のマスターストーンの右隣に検体となるダイヤモンドを移動させ、左のマスターストーンと色を比べます。(下記写真:検体となるダイヤモンド=他の石より大きな石、を隣のマスターストーンの右横に動かしたところ)

まだ濃いようであれば、次のマスターストーンの右隣に移動させ左のマスターストーンと色を比べるといった作業を色がマッチするまで続け、その色があった時点で、それがダイヤモンドの色となります。(下記写真:検体となるダイヤモンド=他の石より大きな石、をさらに右隣のマスターストーンの右横に動かしたところ)

この作業の最中に気を付けなければならないことは、マスターストーンと検体となるダイヤモンドがくっつかないようにすること。

くっついていると、マスターストーンの色が検体となるダイヤモンドに映り込み、ダイヤモンドの色がマスターストーンと違っていても、同じ色のように見えてくるからなのです。

 

マルキヤ質店 G.I.A.G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓