マルキヤ
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シルクロード1(シルクロードの日)

今日、3月28日はシルクロードの日。

120年前の今日、スウェーデンの地理学者であり

探検家のスヴェン・ヘディンが、中央アジアを探検中に、

シルクロードの古代都市の「楼蘭(ろうらん)」

の遺跡を発見したので、3月28日が

シルクロードの日となったとのこと。

 

ところで根本的な質問。

なんでシルクロードって言うのでしょうか?

東の中国と、西の西洋やインドとの交易が始まった頃、

絹、陶磁器、香辛料、香料、お茶、紙などが西へ運ばれ、

宝石、銀、砂糖、石綿などが、東へ運ばれたようで

 

その中でも絹は交易の象徴的なものだったので、

ドイツの地理学者、

フェルディナント・フォン・リヒトホーフェンが

自身の著書「中国」の中で、この交易路を

絹の道・シルクロードとなずけたことが、

この交易路を「シルクロード」と呼ぶ

始まりとなったそうで、

 

また、前述の「楼蘭」を発見したヘディンは

リヒトホーフェンの弟子で

自身が探検してきた旅行をまとめた

中央アジア旅行記の題名に

リヒトホーフェンが呼んだ「シルクロード」

を使用し、これが英訳されて、出版され

「シルクロード」という呼び名が

世に知れ渡るようになったのだそう。

 

ところで、シルクロードは全長

何キロくらいあるのでしょうか?

どこからどこまでがシルクロードか?

という明確な定義がないため、

はっきりしないとのことですが、

 

漠然としたイメージを広域でとらえると、

中国などのアジアから

ローマのなどの地中海まで

の交易路ということになるようで、

 

イタリアのローマから中国の西安までをシルクロード

とした場合、その距離は約13,000キロメートル、

地球1周の約3分の1の長さとなるらしい。

 

ということで、

次回は、もう少し掘り下げたいと思います。

 

 

明日香