マルキヤ
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オーメンの日!?

主人に言わせると、

今日、6月6日は「オーメンの日や!」だそう。

何のことか、さっぱりわからないので、

よくよく話を聞いてみると、

 

なんでも、「オーメン」という

1976年に製作されたホラー映画の中で、

頭皮に666と数字のあざがある

悪魔の子、ダミアンが様々な厄をもたらすのだそう。

でも今日は6月6日だから66で

666じゃないけど・・・

 

そもそも、「Omen/オーメン」は

英語で「前兆」とか「予兆」とかいう意味。

ということは、何か悪いことの予兆?があって、

人が亡くなっていく映画?

 

「オーメン」っていう映画を調べてみたら、大正解!

悪魔の子、ダミアンに関わった人々が

次から次へと亡くなっていく・・・

その人たちが亡くなる前に撮った写真に

亡くなる予兆が写っているという筋書き

 

で、肝心の「オーメンの日」と言うのは、

6月6日の午前6時に

悪魔の子ダミアンが生まれていることと、

その子の頭皮のあざが666と見えること

といったことが映画のシーンで登場する。

 

つまり、今日、6月6日の午前6時が、

666ということで「オーメンの日」だったわけ。

なるほど。

 

ところでこの映画、ただのB級ホラー映画か?と思いきや

馬鹿にすることなかれ!

有名なホラー映画「エクソシスト」と並び称される

1970年代のオカルトブームを牽引した傑作ホラー

なのだそうで、

 

この音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスは

この映画で第49回、アカデミー作曲賞を取っていて、

 

監督リチャード・ドナーは、

後に映画「スーパーマン」、「リーサルウェポン」を担当。

 

撮影監督ギルバート・テイラーは、

後に映画「スターウォーズ」を担当。

 

主人公は映画「ローマの休日」で王妃の相手をする

記者役として出ていた、名優グレゴリーペック。

 

映画の後にシナリオをもとに作られた

小説はベストセラーとなり、

その後、シリーズ化され、

「オーメン」、「オーメン2」、

「オーメン・最後の闘争」、「オーメン4」と

続いたとのこと。

 

続いた1つの理由が、このホラー映画は

新約聖書「ヨハネの黙示録13:16~18」に

基づいていて、

 

世界の終末前に獣がやって来て、42日間、

世界を支配する時に獣から選ばれた人間に

獣の数字666が体のある部分に徴章(しるし)

として刻まれているという話が出てくるため、

聖書を読んだことがある人なら納得する話に

仕上がっているからだなのだとか・・・

 

私はまだ、この映画を観たことはないのだけれど、

なんだかレベルの高いホラー映画みたいなので、

今度見てみたいと思います。

 

 

明日香