マルキヤ
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南蛮菓子・金平糖15(ボンボニエール1)

前回からのつづき・・・

ボンボニエールとは「Bonbonniere」

フランス語で、砂糖菓子を入れるお菓子の器を指す言葉

砂糖菓子は「Bonbon(ボンボン)」

だから、日本語にすると、「ボンボン入れ」

ということになります。

 

ヨーロッパでは、結婚祝いや出産祝いなどの

慶事の際に、砂糖菓子を贈る習慣があったので、

そのお菓子を送る際に容器が必要になり、

 

やがてその容器自体も記念品として

贈るようになったことから、

容器に様々な装飾がほどされるようになり、

華やかな装飾が施されたボンボニエールが

沢山登場するようになったんだそう。

 

日本では

盛んに西洋文化を取り入れようと

していた明治時代に、「ボンボニエール」が

日本の皇室に伝わったと考えられるとのこと。

 

皇室の公式行事で

最初にボンボニエールが配られたのが

明治22年の日本国憲法発布の記念式典

といわれていているのですが、

詳細な記録は残っていないのだそう。

 

つづく・・・

 

 

明日香