マルキヤ
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2月27日は国際ホッキョクグマの日

今日、2月27日は

国際ホッキョクグマの日。

アメリカとカナダに本部を置く動物保護団体、

「Polar Bears International」が制定した、

国際的な記念日なんだそう。

ホッキョクグマ=白くまというと、

私はエアコンの白くまくんとか

白くまの行動展示で有名な旭川動物園

などを思い出すんだけど、

 

白くまの置かれている現状は

地球温暖化の影響で北極の氷が解けて

生息していくのにとても厳しい、

ということをよく耳にします。

 

白クマの主食、アザラシは氷の上にくぼみを作り

そのくぼみの中で子育てをするらしいのですが、

 

地球温暖化によって、

アザラシがくぼみを作るのに

十分な氷の厚さがなかったり、

氷自体がなくなったりして、子育てができず、

アザラシが白くまのまわりから消えて

白くまがアザラシを

捕食できなくなりつつあるのだそう。

 

また、地球温暖化によって、

北極圏の海流が変化して

白くまが捕食する魚がいなくなったりも

しているらしい。

 

以前なら氷の上で十分な餌を

捕食できたのだけど、

今はできなくなりつつあるため、

 

生息範囲が氷の上から

餌を求めて陸地に移りはじめており、

結果として、陸上に住んでいる熊との交配が進み、

純粋な白くまが減りつつあるとのこと。

 

以前では考えられなかったやせた白くまや、

おぼれ死んでいる白くまを見かけたり、

白くまは単独行動をする動物にもかかわらず

1つの餌に数匹の白くまが集まって

餌の奪い合いが行われているようなのです。

 

そんな状況を憂いでこのホッキョクグマの日を

決めた動物愛護団体「Polar Bear International」

は地球温暖化防止を呼びかけているとのこと。

 

知り合いの質屋さんも

白くまのこうした現状に

少しでも力になりたいと思われて、

 

北海道のお土産で有名な

木彫りのくまを白で塗って

白クマの置物に変えて販売し、

その収益を保護団体に送金しているとのこと。

 

当店のショーウインドーにも

その質屋さんからいただいた

木彫りの白くまくんが鎮座しています。

(最初の写真は、その白くまくんの横顔。)

白くまの生息環境が少しでも改善することを

願ってやみません。

 

 

明日香