マルキヤ
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8月3日は蜂蜜の日15(本物の蜂蜜1)

前回からのつづき・・・

 

これほど蜂蜜の効能があると、

質の良い蜂蜜であればあるほど人気が出て、

これに便乗して

質の良い蜂蜜に似せた質の劣る蜂蜜を

売る人たちが出てくるのも世の常。

 

蜂蜜の効能を享受するには、当然、

質の良い蜂蜜を手に入れる必要がありますが、

中には質の劣る蜂蜜もあるので、

質の良い蜂蜜と質の劣る蜂蜜を

見分ける必要があります。

では、どのように見分けるのでしょうか?

 

その前に

質の良い蜂蜜とは、

最初から最後まで蜂が作った混じりけがなく純粋で

養蜂家が手間暇かけて採取し、

人の手で加熱されていない蜜のこと。

 

なぜかというと

蜂が熟成させて花蜜を変えたものが蜂蜜で、

既にさまざまな効能が備わっているから、

何も混ぜる必要はない。

 

蜂が花蜜を熟成するには、

大量のミツバチが蜜の上に集まって、

羽を動かし続ることで温度を上げて、

蜜の水分をじっくり飛ばしていく。

 

これにはかなりの時間がかかるので、

養蜂家はミツバチによって花蜜が蜂蜜に変えられるまで

待たなくてはならない。

 

そこで、コストをあまりかけず、短時間に

大量に蜂蜜を作りたいと思う養蜂家は

ミツバチが花蜜を集めてきた時点で回収し、

蜂の代わりに人工的に熱を加えることで、

短時間で蜂蜜を熟成させてしまいます。

 

これで蜂蜜は作れてしまうのですが、

45度以上の熱で加熱してしまうと

含まれているビタミンや酵素が壊れ、

本来持っていた効能がなくなってしまう。

 

こうした加熱が一部の養蜂家によって

問題なく行われる背景として、

 

全国はちみつ公正取引協議会の規定で、

「純粋な蜂蜜」とは、

「混ぜ物がなく、水分量が20%ほど」

と決められていることがあげられるようで、

 

現時点では人工的に熱を加えても

規定通りの蜂蜜ができるので問題ない

ということになってしまうのだとか。

 

ただ、質の良い蜂蜜とそうでない蜂蜜を見分けるのは

かなり難しいとのことで、

それでも見分けるための方法があるとのことですが、

その方法は次回で・・・

 

 

明日香