マルキヤ
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ケーキの名前・モンブラン 1(由来と誕生秘話)

前回はショートケーキを

話題にさせていただいたので

せっかくですので、色々なケーキの名前を

見てみようと思います。

 

オーソドックスなケーキの名前

その② 「モンブラン」

 

「モンブラン(Mont Blanc)」

このケーキの名前の由来は

ほとんどの方がご存知かと思いますが、

アルプス山脈にあるモンブラン(Mont Blanc)

という山の名前から来ています。

 

ちなみに、「モンブラン(Mont Blanc)」はフランス語で

Mont = 山 Blanc = 白い、つまり「白い山」という意味。

モンブランの全景

スイス・エクスプレスHPより

 

モンブラン頂上付近

トリバHPより

確かに雪に覆われて、ドーム型

「白い山」となってる!

 

 

このケーキ、元はイタリア・ピエモンテ州の

家庭菓子が原型で、

栗のペーストの横に泡立てた生クリームを添えた

デセールと呼ばれる冷やして食べるお菓子

だったんだそう。

 

このお菓子をもとに

フランス・パリの老舗カフェ「アンジェリーナ」が

生クリームをメレンゲの上に絞り出し、その上に、

シロップに漬けられて崩れたマロングラッセをつぶして

作ったマロンぺーストを糸状にしていく層にも盛りつけ、

その上に雪に似せた粉砂糖のがかかっているケーキ、

「モンブラン」を製作。

 

その形は

モンブランの山肌と山のドーム状の曲線を

表しているため、茶色でドーム型。

 

私たちがよく見慣れている、

黄色く渦巻き状の「モンブラン」とは

形や色が異なります。

 

私、主人に教えられて

アンジェリーナの「モンブラン」を

食べたことがありますが、

 

お口の中でとろけるようにとけていく、

上品で濃厚な味わいが

たまらなくおいしいかったです。

 

次回は、パリのアンジェリーナを

詳しく見てみたいと思います。

 

 

明日香