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ダイヤモンドの査定 パート36 (Cut Grading)

2021年10月31日 23:12:58 更新

ダイヤモンドが

理想的なラウンドブリリアントカットに

どこまで近づいているかを評価することが

カットグレーディングであり、

 

そのためにはダイヤモンドの

プロポーション(Proportion)と

フィニッシュ(Finish)を見て

総合的な評価を決定し、

ダイヤモンドのカットグレーディング

としての評価が決まること、

そして、具体的にどのポイントを見ているのか

1つ1つその項目を前回リストアップしました。

 

今回は、

ダイヤモンドのプロポーション(Proportion)で

その1つ目の項目、①テーブルサイズについて

どのような観点で

理想的なテーブルの大きさと判断するのか

について触れてみたいと思います。

 

まず、テーブルとは

ダイヤモンドを

フェイスアップの状態、

つまり、通常ダイヤモンドリングを

指にはめた時に

上から石を見る状態にした時に

ダイヤモンドの中心に広がっている

八角形(下図の太枠の部分)

一番大きな面(ファセット)のことで、

 

理想的なカットが施されたダイヤモンドは

このテーブルの大きさが自ずと決まってきます。

 

そのダイヤモンドのテーブルサイズを

石を見るだけで見極める方法は以下の2つあります。

① The Ratio Method

② The Bowing method

 

この2つの方法がどういったものなのか、

① The Ratio Method から見てみたいと思います。

 

マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓

 

 

 

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