マルキヤ
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ダイヤモンドの査定 パート41 (Cut Grading)

 2022年12月16日 19:20:59 更新

前回に引き続き、

石を見るだけで

おおよそのテーブルサイズを見極める方法

The Ratio Methodをお伝えします。

 

上記の図のAの直線を1とした時、

Bの直線がその何倍になるかを

目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが

The Ratio Methodであることをお伝えしました。

 

前回はBの直線が1.25倍になったときどうなるか

を見てみました。

 

引き続き、Bの直線の長さが変化するとどうなるか

見てみたいと思います。

上図は

Aの直線を1、Bの直線を1.5とした時

を表しています。

つまり、

Bの直線が、Aの直線の1.5倍長い時

を表しており、

テーブルサイズを実測して割り出すと

65%になるため、

Aの直線の1.5倍がBの直線となるときは、

テーブルサイズは65%になると推定できます。

 

Aの直線の長さの1.5倍=Bの直線の長さ=65%

 

Aの直線の長さとBの直線の長さが全く同じ時と

今回のBの直線がAの直線の長さの1.5倍の時

の2つの図を並べてみました。

Bの直線の長さが

Aの直線の1.5倍となった時、

つまり、テーブルサイズが54%から65%に変化した時、

ダイヤモンドをフェイスアップにしたときの見え方、

特にテーブルの大きさの変化に気づいていただけると思います。

 

つづく・・・

 

マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓

 

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