2006年 12月07日
通常、金というと金色に輝いていますよね。これとは別に銀白色に輝いているのがホワイトゴールド。同じゴールドなのに、金色があったり銀白色があったり、なんだか不思議だとは思いませんか?
この世に存在する金は金色のみ。なのに銀白色がある?以前、金をジュエリーに使用するのに硬さを持たせるため、他の金属を混ぜることはご説明しました。この金属に銀、パラジウムやニッケルなどの白色金属を混ぜることで銀白色の金を作り出すのです。
しかし、混ぜても金に対して4分の1程度ですから完全に白色ではなく、薄い金色になります。これに白色金属のロジウムでメッキ処理を施して銀白色にすると、皆さんがご存知のホワイトゴールドが出来上がるのです。ホワイトゴールドのジュエリーを使っていると、ところどころ薄金色になるのは、このメッキがはげて下地が見えてくるからなのです。