マルキヤ
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プラチナの希少性について パート2

前回、プラチナの産出量が有史以来、金の総生産量の約34分の1であることはお伝えしましたが、生産量の他にプラチナをより希少にさせる事実が、実はプラチナ製品を作る過程にも隠されています。

プラチナは他の金属と同様、原鉱石を精錬して作りますが、精錬作業時間は、金が1週間なのに対してプラチナは8週間もかかります。また、たった3gのプラチナを取り出すのに、何と1tもの原鉱石が必要です。結婚指輪は大体6g前後ですから、愛の証を作り出すのに2t前後もの原鉱石を用意しなくてはなりません。『愛』って重いんですね。そうした希少性が人々がプラチナに魅せられる理由の一つなのでしょう。

でもプラチナの魅力は希少性だけではありません。何にも邪魔されない永遠の美しさと耐久性にもあります。次回はその耐久性に迫ってみましょう。