今日、2月9日は
2=に、9=く、にく=肉
肉の日。
お肉を扱うお店では
「肉の日」ということで、
様々なセールやキャンペーンが
行われていました。
当店のある津市は
松阪牛で有名な松阪市の
隣の市で、
毎年、賞を獲得した松阪牛の
松阪肉を販売する
有名なお店があり
お中元やお歳暮の季節になると
そのお店に入店するのに
長蛇の列ができることで知られています。
当店もこのお店で
贈答用に牛肉を
購入したことがございますが、
贈答用牛肉の各部の名称で、
気になった単語があり、
どうしてそう呼ぶようになったか
ちょっと調べてみました。
「サーロインステーキ」
ステーキのお店に行くと
必ずと言ってもいいくらい
目にする単語。
この「サーロインステーキ」の
「サーロイン」とは
牛の腰の上部のやわらかい肉
の事をいうのだそうですが、
なぜ、サーロインというのでしょう・・・
諸説あるようなのですが、
①フランス語説
14世紀のフランス語に
「surlonge」というのがあり、
発音は「シュールロンジュ」
「sur」=「シュー」の意味は「上部」
「longe」=「ロンジュ」の意味は「腰」
つまり、「腰の上部」という意味のフランス語の
「surlonge」が
時の移り変わりとともに
「surloigne」に代わり、
これが16世紀ごろ
イギリスに伝わって
「surloyn」となり
時の移り変わりとともに
現在の「sirloin」となった。
つまり、「腰の上部」という意味の
フランス語から派生した
英語から来ているという説
②イギリス称号説
イギリスの国王が
夕食に、この部位のステーキを食べた際に
あまりに美味しかったため、
この部位の肉そのものに
イギリスの名誉称号であるナイト爵の
「sir」=「サー」の称号が与えられたとする説。
つまり、
日本語の腰肉の意味を表す英語の
「loin」=「ロイン」に
名誉称号の「sir」=「サー」がついて
「sirloin」=「サーロイン」となったという説
ちなみに、この英国王が誰だったかにも諸説あり、
ヘンリー8世、
チャールズ1世、
チャールズ2世、
のだれかなのだそう・・・
それにしても、サーロインステーキが
食べたくなってきた・・・
明日香