テンダーロイン=ヒレ肉は
部位と肉質によって
5つの部位に分けられることは
前にもお話しした通り。
この5つの部位を1部位づつ
見てみましょうか・・・
頭側の部位から順に、まずは、
図の①ポアント(Pointe)について。
「ポアント」って、バレエ用語で
「つま先で立つ」という意味。
フランス語で本来の意味は爪先。
つまり端を意味する言葉で、
この部位は
ヒレ肉の中で一番頭側に近い。
ヒレ肉の先端部分だから
ポアントと呼ばれるみたい。
別名、フィレミニヨン(Filet Mignon)
小型のフィレという意味。
この部位はヒレ肉の10から20%と
ヒレ肉の中でもかなり希少で
先端部分にあるから、
肉自体も小さく
小型のフィレということになるのかも。
このポアントは
サーロインに近い部分にあるため、
若干の脂肪を含んでいる。
だから、脂肪をほとんど含まない
ヒレ肉の他の部位と比べると、
食べた時に多少の脂身を感じる。
見た目は
赤身と赤身の間に脂身が
模様のように入ったヒレ肉。
ヒレ肉全般に言えることだけど、
ステーキで食べるのが
一番美味しいらしい。
そして赤身は焼き過ぎると
かちかち、ぱさぱさになるので、
レアかミディアムレアがよいのだそう・・・
明日香