マルキヤ
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桃の節句って?1(ひな祭りとは)

今日は、3月3日、「ひな祭り」。

「ひな祭り」は「桃の節句」ということも

ほとんどの方々がご存知だとは思います。

 

では、なぜ「桃の節句」って言うのでしょう!?

知っているようで知らないお話し。

少し調べてみました。

 

その前に、そもそも、「ひな祭り」って何か?

ひな人形を飾ることはよく知っていても、

きちんと答えられる人、案外少ないかもです。

 

ひな祭りとは、

女の子の健やかな成長と健康を願って、

ひな人形と桃の花、菱餅、ひなあられ、等を飾り、

ちらし寿司や、はまぐりのお吸い物を楽しむ節句行事。

 

では、なぜ、ひな人形を飾るのでしょうか?

飾った人形達に女の子の

身代わりになってもらうことで

 

女の子に降りかかる

邪気や厄(わざわい)災難、病気を

人形達に引き受けてもらって、

 

女の子が健やかなに成長し、

健康でいられるようにするため。

 

では、なぜ、桃の花を飾るのでしょうか?

桃の花に長寿や魔除けの力がある

とされているから。

 

では、なぜ菱餅を飾るのでしょうか?

菱餅のひし形は植物のヒシ(菱)の形を

模したもので、この植物は水面に広がって

繁茂するところから、成長と繁栄のシンボルとして

親しまれてきたこと、

 

菱餅はピンク、白、緑の三色からできています。

ピンクの部分は赤色と考え、魔除けを意味し、

白の部分は清浄を意味し、

緑の部分は健康や長寿を意味しているので、

飾ることで女の子の

健やかな成長と幸せを願っています。

 

では、なぜ、ひなあられを飾るのでしょうか?

ひなあられは、緑、桃、黄、白の四色が混ざっています。

この四色によって1年を通じた四季を表していて

「1年を通じて女の子の幸せを祈願する」

という意味が込められています。

 

この、ひなあられを人形と共に飾ることで

女の子の身代わりとなってもらう意味合いを

強く表すことにも繋がっています。

 

では、なぜ、ちらし寿司を食べるのでしょうか?

いろいろな具材を混ぜ合わせるから、

いつも食べ物には困りませんように

という願いが込められています。

 

また、ちらし寿司にはエビ、れんこん、豆などが入っていますが、

エビは、背中が曲がるくらいまで長生きできる

という意味合いから長寿を意味していて、

 

レンコンは、長く穴があいていることで

先まで見通せるということを意味し、

豆は、語呂合わせで、

まめに働くことを意味するのだそう。

 

こうした意味が含まれた寿司を食べることで

これから先の女の子の健やかな成長を

願うことに繋がっています。

 

では、なぜ、はまぐりのお吸い物を

食するのでしょうか?

はまぐりは2枚貝で1対となっていて、

他のはまぐりの貝殻をもってきても、

ぴたりと会うことは無い。

 

そこから、この1対の貝殻のように

ぴたりとあう夫を見つけ、

人生を末永く生きていけるようにと

願いを込めることに繋がっています。

 

そんなひな祭りですが、

この行事が、なぜ、

桃の節句と呼ばれるのでしょうか?

それは次回以降に・・・

 

 

明日香