先日17日よりお彼岸が始まっております。
皆さん、お墓参りに行かれましたでしょうか?
今年は新型コロナウィルスの影響で
お墓参りには行っても、
お寺でお坊さんにお経をあげていただくことなく
帰宅される方々が多いと聞きます。
住職の父も毎年この時期は多忙で
なかなか会うこともままなりませんが、
今年はお寺でお経をあげることは少なく
自宅で待機しているご様子。
実家に帰ったらすぐ会える・・・
いいのか悪いのか・・・
父にすぐ会えるのはうれしい反面、
なんだか寂しいかぎりです。
そんな中、最新のテクノロジーを駆使した
お彼岸サービスを始めているお寺もあるようです。
それぞれのご家庭に特化したお経を録音し、
スマートホンで音声データをおくり、
受け取った音声データを、檀家さんが、
ご自宅の仏壇の前で、スマートホンで再生し
合掌する、といったサービスが登場しているとのこと。
ところで、お彼岸はどのように期間が決まるか
ご存知でしたでしょうか。
お彼岸はちょうど太陽が
真東から上り真西に沈む
春分の日と秋分の日を基準に
行われることが決まっており、
それぞれの日を中日として、
前後3日の7日間が期間となります。
よって、今年の春のお彼岸は、
春分の日、3月20日が中日となりますので、
3月17日が「彼岸入り」、
3月23日が「彼岸明け」の7日間となります。
秋のお彼岸は、
秋分の日、9月22日が中日となりますので、
9月19日が「彼岸入り」、
9月25日が「彼岸明け」
の7日間となります。
で、なぜ、春分の日と秋分の日が
お彼岸を行う上で基準となるのか?
お彼岸って、説明を始めると
かなり奥が深い話となるのですが、
そのあたりは次回以降に・・・
明日香