マルキヤ
059-227-0001
9:00~20:00

東京ディズニーランドの裏話1

今日4月15日は

年始から105日目で

年末まで260日と、きりが良い日。

 

だけど、そんな夢のない話ではなくて、

1983年の今日、4月15日は

東京ディズニーランドが

千葉県浦安市にオープンした日。

 

ディズニーランドがオープンと聞いただけで、

なんだかワクワクしちゃうのは

やっぱディズニーランドのなせるわざ!?

ただ、今は新型コロナウイルスの影響で

閉園となっているので、それを考えると

気分も暗くなる・・・

 

東京ディズニーランドと言いながら

実際の場所は千葉の浦安っていうのが

詐欺だという人もいたとは、うちの主人の話。

 

東京ディズニーランドがオープンした時、

主人はある程度の年齢だったので

はっきり覚えていて、

当初はアメリカの遊園地は日本では

うまくいかないのではないかと

言われていたらしいとのこと。

 

そこで過去を紐解くと、

確かに主人の話は正しかった。

その理由の1つが、日本側が

ディズニーランドに支払うロイヤリティー。

 

世界中のディスニーランドは

すべてディズニー直営なのに、

日本だけは、オリエンタルランドという会社が

ディズニーにロイヤリティーを払って

フランチャイズ経営をしているのだそう。

 

オリエンタルランドへの

ディズニーによる出資は一切なしで、

資本協力、資本提携も皆無。

ディズニーからの役員の派遣もまったくない、

完全にディズニーから独立したフランチャイジー。

 

なぜ!?それはまたの機会にして、

オリエンタルランドとは、

浦安の埋め立て事業を行うために

三井不動産、京成電鉄、朝日土地興業の3社による

合弁会社として発足した会社で、

 

その埋立地を浦安町は、1坪あたり700円という

超破格でオリエンタル会社に払い下げ、開発が

進められることとなったようなのですが、

 

安く払い下げられた代わりに、

様々な制約が課せられていて、

その1つが首都圏の住民を対象とする

1大レジャー施設を作り、雇用を生み出す

ことなどがあったとのこと。

 

この協定条件を満たすためには、計算上

1000万人規模の年間来場者が必要で、

ディズニーランド誘致が一番現実的な

選択肢だったらしい。

 

で、日本でいくつか候補地があったが、

最終的に、浦安が選ばれ、

オリエンタルランドがディズニーランドを

経営することになるわけですが、

 

なぜ選ばれたの?それはまたの機会にして

天下のディズニーランドを

好条件で誘致できるわけもなく、

高額なロイヤリティーを払う必要があったとのこと。

 

その契約内容は、

・45年間の契約

・ロイヤリティーはチケット代の10%、飲食代の5%

・土地買収費用、建物の建設費は

すべて日本側、オリエンタルランド持ち、

というかなり厳しいものだったらしい。

 

その一方で、ディズニーはほとんどリスクを負わず、

ロイヤリティーだけが入る美味しい契約を

45年という長期にわたって結ぶことができた。

 

だから、これで成功できるのか?

失敗するにちがいない!失敗したら、

払い下げによる低価格で取得した土地を

宅地として再開発して、投資資金を回収するに違いない

といった話が世間では流れていたとのこと。

 

しかし、その予想は外れ、

37年経過した今も、浦安の埋立地の上に

ディズニーランドが存在していることになっている・・・

 

なんか夢の国の話をするつもりが、

とってもリアルな話しになってきちゃったぁ~

 

 

明日香