今日は、5月5日、「こどもの日」。
3月には女の子を祝う「桃の節句」「ひな祭り」を
7回にわたって取り上げましたが、
今回は男の子を祝う「端午の節句」そして、
「こどもの日」について触れてみたいと思います。
現代の5月5日、こどもの日は、
1948年(昭和23年)7月20日に
公布・即日施行された「国民の祝日に関する法律」
によって制定された国民の祝日となっており、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を
はかるとともに、母に感謝する日」
と定められています。
子供だけでなく
お母さんに感謝する日だったとは!
私、知りませんでした・・・
5月6日は振替休日にあたるため、
こどもの日はゴールデンウィーク最後の祝日。
もう大型連休がおわってしまうと思うと
ちょっと切ない!?
さて、「こどもの日」は「端午の節句」としても
知られていますが、上記で述べたとおり、
「こどもの日」はすべての子供を対象にした日。
一方、「端午の節句」はご存知の通り
男の子を祝う日。
若干意味合いが違うわけですが、
江戸時代に5月5日が男の子を祝うの日として
定着してゆき、昭和23年に、法律で同じ日を
こどもの日として決められてから
すべての子供達を祝うようになりましたが、
3月3日のひな祭りが女の子の日として
残っていることもあってか、5月5日は
男の子の日ということで、5月人形を飾ったり、
鯉のぼりを上げたりという風習が
まだ、残っているということでしょうか。
明日からは、端午の節句について
詳しく見てゆきたいと思います。
明日香