1902年の今日、5月28日は
電柱広告の使用が許可された日です。
これに注目したのも、当店の電柱広告はかなりの数
あるので、触れないわけにはいかないかと・・・
電柱広告には
電柱の上部に着物の振袖のように横に突き出ている
袖広告と
電柱の下部に巻き付けられている
巻広告の
二種類があり、どちらもブリキで出来ています。
電柱広告を遠くから見ると、
さほど大きく感じませんが、
袖広告のサイズは115㎝×40㎝くらい、
巻広告のサイズは150㎝×32㎝くらいで
結構大きいのです。
以前主人のアメリカ人のお友達が、
記念に当店の巻広告を帰国する時に
持って帰りたいと言い出し、
主人は「かなり大きいからやめたほうがいいよ。」
と言ったにもかかわらず
「It’s just fine! I want it!(大丈夫だから欲しい!)」
と何度も聞いてきたため、
仕方なしに1枚だけサンプルで作っていた巻広告を
手に入れて用意したら、
「Oh! It is too big. I am sorry.
I can’t bring it with me.
(おー、大き過ぎる。ごめん。持ってけないや。)」
といって、持ち帰らず、
結局、処分に困った経験がありました。(笑)
当店の電柱広告の本数、かなりの数なんですが、
始めたのは主人の父で、理由を聞いたら
「困ったときには、いつも皆さんのそばにいることを
お伝えしたかったから」
なのだそうで、その父いわく、
「必要とされないときは、
気づかれもしない広告だけど、
ひとたび、お困りになられたときには
気づいていただける。そんな時に、そばにいますよ、
という私たちの気持ちを形にしたら、
たくさんになっちゃった。」
とのこと。
それも義父が考えた当店のキャッチフレーズ
「限りなき奉仕」につながる思いなのかなぁ~
と私なりに解釈しています。
明日香