マルキヤ
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赤い宝石、ルビー3(妖精からの贈り物)

16世紀に活躍した有名なイギリスの劇作家、

ウィリアム・シェイクスピアは、ルビーの事を

「妖精からの贈り物」とつづったとのこと。

 

それほど人々を魅惑する石であったに違いないルビーは

やはり、その赤い色にあることは明白で、

赤い色の中でも、最高級の色とはどんなものかを

感覚として持っておいた方が良いことは、

以前のブログで取り上げました。

その色はどんなものなのかおさらいすると・・・

 

最高級のルビーの色は

「ピジョン・ブラッド(鳩の鮮血)」と呼ばれ、

色が濃く、そして深く、それでいて透明な赤

と表現できるけれど、百聞は一見にしかず。

頭に覚えこむためにはやはり本物を見る方が良いが

なかなか手に入らない。

 

この良質のルビーは、ミヤンマー(昔はビルマ)の

モゴック地方で採れることで有名で、その中でも、

モゴック鉱山で採れる最高品質の「ピジョン・ブラッド」は

ごくまれに発見されるほど採掘するのは難しく、

その上、ミヤンマーは絶えず政情不安にさらされているため

産出量も少なく、手に入る機会がほぼないのだそうです。

 

そのほかのルビーの赤色の表現として、

「ビーフブラッド(牛の血)」と呼ばれるものもあり、

こちらは、鉄分を多く含んだ赤色なため、

黒みがかっていて、透明度が低い。

 

この色のルビーはタイで産出することが多く、

ミヤンマーで採れるルビーの半分くらいの価値と

判断されてしまうのだとか。

 

価格を考える上で、色の良し悪しが、非常に重要な要素となるため、

良い色とはどんなものなのかを覚えておくことが重要となるのだそう。

 

私ももっと経験を積まないといけないのだけど・・・

 

 

 

明日香