2020年 06月30日
エメラルドを調べていて、
1つ興味深い事実を見つけました。
前回、エメラルドはベリリウム、アルミニウム、ケイ酸塩の
結晶からなるベリルと呼ばれる鉱物であること。
ベリルの純粋な結晶は無色だけど、
その形成過程でクロムやバナジウムが加わって
緑の石、エメラルドができること、
をお伝えしましたが、
そもそも、ベリルの結晶を作る成分である、
ベリリウム、アルミニウムと
結晶を緑色にさせる成分である、
クロムやバナジウムは
本来同じところで生成されない成分。
どういうことかというと、
結晶の成分と緑色にする成分は、
地球科学的な性質が違う元素で
これは、異なる火山活動によって生成された成分
ということを意味する。
つまり、違うタイプの火山活動が同じ地域で発生し
出てきた成分が出会って、
初めて緑の美しい宝石、
エメラルドができるということ。
なんだか私たちの結婚に似てて面白いかも。
私も主人も普通では出会うことが無かったっぽい!?
お寺の娘と質屋の息子・・・
明日香