前回からのつづき・・・
では、「丑の日」とは何でしょうか?
丑(うし)は、干支の十二支の1つ。
①子(ね・ねずみ)、②丑(うし)、③寅(とら)、
④卯(う・うさぎ)、⑤辰(たつ)、⑥巳(み・へび)、
⑦午(うま)、⑧未(ひつじ)、⑨申(さる)、
⑩酉(とり)、⑪戌(いぬ)、⑫亥(い・いのしし)
以上が十二支。
この十二支の二番目が丑(うし)となっている。
この干支の十二支はアジアの漢字の文化圏の中で、
昔は、年、月、日、時間、方位、角度などのを表す際に
上記の順番で表現されていたわけですが、
立春、立夏、立秋、立冬、それぞれの
直前の18日間が土用の期間ですので、
この18日間を数える場合、
昔は、十二支を使って数えていたので、
第1日目が子(ね)、
第2日目が丑(うし)、
第3日目が寅(とら)、~
というように
数えていくことになります。
そうすると、昔の暦(こよみ)に従えば、
今年2020年の秋の訪れを告げる立秋が
8月7日なので、この日の18日前は7月20日。
ここから十二支で数えていくと、
1日目、7月20日が子(ね)、
2日目、7月21日が丑(うし)となり、
12日目、7月31日が亥(い)で
12支が一巡し、
再度、最初の子(ね)からスタート
13日目 8月1日が子(ね)
14日目 8月2日が丑(うし)
18日目 8月6日が(み)となるので、
今年の夏の土用の丑の日は、
7月21日と8月2日の
2日あるということになります。
なるほど・・・
つづく・・・
明日香