前回からのつづき・・・
そうして巣の中に蓄えられた花蜜は
水分が70%と多く、糖濃度が40%と低い状態に
あるのだそうです。
そこでミツバチは、
糖度の低い花蜜の水分を蒸発させることで
糖度を高めようと、
約3日間、羽ばたきを続けて風を送り込み、
34度と言われる巣の中の温度も手伝って
水分が20%へ減少し、
糖度は80%まで濃縮されるのだとか。
糖度の濃度が上がることで
蜜の腐敗を防止することにもなるとのことで、
一石二鳥とはこのこと。
花蜜を採取しミツバチの身体の中の蜜嚢に蓄えて
巣まで戻る間や、
口移しで別のミツバチから花蜜を受け取って
巣の中へ運び込む際や、
水分を蒸発させるために、
口を使って蜜を膜状に引き延ばす際などに、
ミツバチの唾液に含まれる酵素が花蜜に混ざることで、
花蜜の主成分であるショ糖が
ブドウ糖と黒糖に分解されるのだそうです。
こうした作業が繰り返されることで、
蜜が濃縮熟成されて巣の中に蓄えられ、
やっと蜂蜜となるとのこと。
こうした過程を経て大変な労力で濃縮熟成された蜂蜜が
最後に人間に持って行かれるということを想像すると、
なんだか、ミツバチ達に申し訳なく思えてしまいます。
また、1匹のミツバチが
その一生で集めることの出来る蜂蜜の量は
小さじ一杯分くらい、といわれているとのことで、
蜂蜜を食べることに罪悪感を
感じてしまいますが、
今、私のお口の中には、コロナに打ち勝つためにと、
殺菌力の高いマヌカハニーキャンディーが入っていて、
その甘みを堪能しながらブログ書いてますぅ・・・
これって、殺菌もできるし結構おいしいし、
一石二鳥!?・・・
私ってひどい女でしょうか・・・!?
つづく・・・
明日香