マルキヤ
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ケーキの名前・モンブラン 6(日本のモンブラン1)

前回からのつづき・・・

 

日本で見られるモンブランは

多種多様な色、形、素材がつかわれていて

アンジェリーナの茶色いモンブランと違うことを

モンブランケーキの話を始めた時に

お伝えしました。

 

日本で一般的な「モンブラン」が

アンジェリーナのモンブランと違う理由、

東京碑文谷で洋菓子店を創業した

迫田千万億(さこた ちまお)氏が

大きくかかわっているようです。

 

日本人の迫田千万億(さこた ちまお)氏は

上智大学のスイス人出身の神父さんと交流があり、

1933年(昭和8年)、この神父さんと

ヨーロッパを旅したのだそう。

 

その時に見たヨーロッパ最高峰、

モンブランに魅了され、

帰国後オープンする洋菓子店の名前を

「モンブラン」にすべく、

 

モンブランの登山口のある

シャモニー市の市長に会いに行って

「モンブラン」の使用許可を得たり、

 

現地で「モンブラン」をホテル名に使用していた

ホテルの社長さんにも直接会って

日本で「モンブラン」を使用する許可を取り、

フランスに帰国されたんだとか。

 

つづく・・・

 

 

明日香