シュークリームを食べるとき
どう食べるのが正しい食べ方なのか?
間違うとクリームが横から飛び出たり、
クリームが落ちて服を汚したりと
皆さんそれぞれ、必ず何らかの体験談を
お持ちのはず。
また、そもそも、
シュークリームの中のクリームだけを
食べるのが正しいのか
全部食べるのが正しいのか
と食べ方についていつもいろいろ考えてしまいませんか?
その答えは後ほどお伝えすることとして、
まずはシュークリームの名前について。
シュークリームとは和製外来語で、
シューはフランス語のシュー(chou)。
意味はキャベツや白菜などの葉野菜をあらわすようですが、
シュークリームのシューは
キャベツという意味で使われているとのこと。
それはシュークリームの外側の生地がキャベツに似ているから。
クリームは英語のクリーム(cream)で
上記の2語を合体させた言葉がシュークリーム。
訳すと「キャベツクリーム」と言ったところでしょうか。
確かに外側の生地はキャベツに似ていますよね。
このシュークリーム、
フランス語では何というのかというと、
シュー・ア・ラ・クレーム(chou a la creme)。
シュー = chou = キャベツで、
クレーム = creme = クリームで、
直訳するとクリーム入りキャベツ。
英語で何というのかというと、
クリーム・パフ(cream puff)
クリーム = cream = クリームで
パフ = puff = 「膨らむ」で
直訳すると
クリーム入りのふっくらした物。
もし、一口サイズの小さいシュークリームなら
プロフィトロール(profiterole)
直訳すると「心づけ」という意味。
で面白いのが、英語が母国語の
ケーキ屋さんで「シュークリームください。」
と言ったらおそらく通じないし、
「シュークリーム」と聞き取ってくれたとしても、
変な顔をすること間違いなし。
なぜかというと、
シュークリームの
シュー = shoe = くつ
シュークリームの
クリーム = cream = クリーム
靴用クリーム、
つまりシュークリームは靴磨きクリーム
という意味になってしまうから。
でもケーキ屋さんでシュークリームくださいと言って
ほんとに靴磨き用クリームが出てきたら、
結構すごいかも(笑)
次回は正しい食べ方を追求してみたいと思います。
つづく・・・
明日香