前回からのつづき・・・
ミルフイユと発音するのが正しいのですが、
皆さん、ミルフィーユが慣れていることもあるので、
こちらの慣れている名前でブロクは続けていきますね。
前回。名前の由来はお伝えしましたが、
いつ頃できたケーキなのでしょうか?
ミルフィーユの歴史は古く、
「偉大なる古典」と言われるほどのお菓子に
ミルフィーユは分類されるらしく、
1807年には
フランスの「食通年鑑」=「Almanach des Gourmands」
の食味鑑定委員会が、初めて発表された、ミルフィーユを
鑑定していたのだとか。
「Almanach des Gourmands」=「食通年鑑」は
今でいうと「ミシュランガイド」といったところでしょうか。
ただ、ミルフィーユのもととなる
パイの生地から歴史を考えると、
時代は一挙にさかのぼり、
アラブの人が7~8世紀ごろに
フランスにパイの生地を持ち込んだのではないか
と言われているそうで、
上記の「食通年鑑」が創刊される18世紀には
フランス人のだれもが、パイ生地の製造方法を
知っていたと思われるとのこと。
次回は引き続きミルフィーユの歴史について
触れてみたいと思います。
つづく・・・
明日香