2020年 10月16日
前回からのつづき・・・
ボンボニエールとは「Bonbonniere」
フランス語で、砂糖菓子を入れるお菓子の器を指す言葉
砂糖菓子は「Bonbon(ボンボン)」
だから、日本語にすると、「ボンボン入れ」
ということになります。
ヨーロッパでは、結婚祝いや出産祝いなどの
慶事の際に、砂糖菓子を贈る習慣があったので、
そのお菓子を送る際に容器が必要になり、
やがてその容器自体も記念品として
贈るようになったことから、
容器に様々な装飾がほどされるようになり、
華やかな装飾が施されたボンボニエールが
沢山登場するようになったんだそう。
日本では
盛んに西洋文化を取り入れようと
していた明治時代に、「ボンボニエール」が
日本の皇室に伝わったと考えられるとのこと。
皇室の公式行事で
最初にボンボニエールが配られたのが
明治22年の日本国憲法発布の記念式典
といわれていているのですが、
詳細な記録は残っていないのだそう。
つづく・・・
明日香