前回からのつづき・・・
一旦、
ざっくりとここまでのまとめをしてみます。
「ガーネット」は
結晶構造は同じでも
結晶に取り込まれる化学成分が違う
鉱物の集まりの総称。
一個の石の名前ではない。
鉱物学的に16種のガーネット鉱物が存在し
そのうち6種が宝石として取り扱われる。
この6種のガーネット鉱物は
大別して2つにわけられる。
赤色系で
アルミニウムの元素を
共通の化学成分として含む
パイラルスパイト グループ。
そして、
緑色系で
カルシウムの元素を
共通の化学成分としてに含む
ウブランダイト グループ。
パイラルスパイト グループには
アルミニウムの他に
化学組織を構成する
元素の違いによって
①パイロープガーネット
②アルマンディンガーネット
③スペサルティンガーネット
以上3種に分類
ウブランダイト グループには
カルシウムの他に
化学組織を構成する
元素の違いによって
④ウバローバイトガーネット
⑤グローシュラーガーネット
⑥アンドラダイトガーネット
以上3種に分類され、
合計6種が宝石となるガーネット鉱物名となる。
ただ、自然界では、
性質が似ている異なる元素が
適度な温度と圧力がかかると混ざり合うため、
上記6種だけに絞ることはできず、
上記6種に厳密に分けることができない
混合タイプも存在する。
しかし、主人に質問したら、1月の誕生石が
ガーネットという話から、
いきなりガーネットの鉱物の話になってしまい
正直、主人の話についていき
まとめるのが大変!
明日香