2020年 11月03日
前回からのつづき・・・
鉱物学的、化学的なお話しが続いたところで
少しガーネット自体にまつわるお話を
お伝えしようと思います。
まず、１月の誕生石としてのガーネット
日本ジュエリー協会によれば、
宝石言葉は、貞操、真実、友愛、史実
変わらない愛情 友情、信頼、忠実さを誓う
といった意味をもつ宝石。
また、以前にもお伝えしましたが、
ガーネットの原石は、
原石のころから透き通った宝石に近い
整った結晶が出来ていることで
実ったザクロの粒と似ていることから
「実り」を象徴する宝石ともされていたり、
透き通った赤ガーネットの色は血液の象徴とされ、
中世のヨーロッパでは、戦地に赴く兵士は
怪我無く生還できるためのお守りとして、
ガーネットを持っていたとのこと。
変わらない愛情や、忠実さの意味は
ガーネットを一途な愛の象徴としていて
恋人の浮気を防ぎ、
一途な愛を育むパワーがある宝石
とされています。
友愛という意味から、
欧米では
学校を卒業する際にガーネットのリングを送り
変わらない友情が続くことを願う風習があります。
以上のことから、
ガーネットはパワーストーンとしても有名で
人気を博してきたようです。
明日香
