マルキヤ
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誕生石・1月(ガーネット17 パイロープ3 屈折)

パイロープガーネット(Pyrope Garnet)3

主人の説明のなかで

訳がわからない部分、基本からチェックしてみました。

 

まず、屈折とはどういうことでしょうか?

「光や音の波動がある媒質から他の媒質に進むとき

その境界面で進行方向を変えること。」

(デジタル大辞泉より)

 

簡単な例として、

コップに水を入れて、その中にストローを指すと、

水面でストローが折れ曲がって見えることがありますが、

あの光景が光の屈折です。

 

屈折するということがどういうことなのか

具体的に光と宝石で考えてみます。

 

光がある角度で宝石にあたり宝石の中を通過する際に、

光が宝石にあたる前に進んできた方向と

同じ方向の延長上に直進せず、

光が宝石にあたった境界で少し進行方向を変えて

宝石の中を光が直進して通過していくさま、

これも屈折となります。

 

では、屈折はなぜ起こるのでしょうか?

 

「光は密度の高い材質を通過するときは、

通過速度がその分だけ遅くなる。」ので

 

光が物質に到達するまでのスピードと、

その光が物質に斜めから入って

進む際のスピードが異なることになります。

この時、屈折が起こります。

 

屈折するという現象は、

光を舗装道路からぬかるんだ道を斜めに横切る車

に、空気中を舗装道路に、物質をぬかるんだ道に

見立てて考えると、

感覚として理解することができます。

 

舗装道路上でスピードを上げて

ぬかるんだ道に突っ込むとスピードが落ち、

車はそのまま直進せずに、進入角度によって

ハンドルを右か左にとられ、車の進行方向が

ずれて、車は前進していきます。

 

光の屈折もこの自動車の動きと同じです。

空気中を光が進み、

物質に当たるとスピードが落ち、

光はそのまま直進せずに、

進行方向がずれ、直進します。

 

では、屈折率とは?

 

次回につづきます。

 

 

明日香