更新 2021年6月20日 00:17:16
ここまでは、面(ファセット)のある宝石の
屈折率の測り方をみてきましたが、
宝石の中には面(ファセット)のない
曲面だけのものもあります。
例えばカボションカットと呼ばれる
楕円形でハーフドームのような形の宝石や、
真珠のような球体の宝石など
形は様々です。
屈折計で屈折率を測る際、
屈折液を使用して宝石の面と屈折計を
ある程度、接触させないと
屈折計のメモリに
屈折率を表す緑の線がみえないため、
今までお伝えした方法では
屈折率を測ることはできません。
そこで登場するのがスポット法です。
今までの方法よりも
計測する方法に技量が要求されますが
一旦、習得してしまえば、
問題なく屈折率を屈折計で
計測することができます。
なんて偉そうに言っている私ですが、
習いたての当初は何が何だかわからず
主人から嘲笑される毎日
でも今は問題なく計測できるように
なっておりますので、
人間やっぱり慣れですね。
ちょっと上から目線??? (^-^;
次回より、その方法を見ていこうと思います。
つづく・・・
明日香