2023年3月31日 18:05:08 更新
石を見るだけで
おおよそのテーブルサイズを見極める方法
The Ratio Methodのまとめです。
上記の図のAの直線を1とした時、
Bの直線がその何倍になるかを
目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが
The Ratio Methodであることをお伝えしてきました。
Bの直線がAの直線の
1倍の時はテーブルサイズが54%、
1.25倍の時はテーブルサイズが60%、
1.5倍の時はテーブルサイズが65%、
1.75倍の時はテーブルサイズが69%、
2倍の時は=テーブルサイズが72%
となるため、これを頭に入れておくと、石のおおよその
テーブルサイズが目測できるということになります。
これがThe Ratio Methodです。
今更ながら復習ですが、
テーブルとは
ダイヤモンドをフェイスアップすると下図のように見えますが、
この図の太枠に囲まれた部分のことを言います。
Bの直線の長さが変化してテーブルサイズが変化すると
ダイヤモンドのテーブルの形がどうなるのか?
すべてのケースの場合の図を以下に並べてみましたので、
テーブルの形に着目しながら図を見比べてみてください。
Bの直線の長さがAの直線の1倍、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2倍となった時に
変化するテーブルの大きさ・形に気づいていただけると思います。
その変化を感じていただくとより分かりやすいかと思います。
マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓