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ダイヤモンドの査定 パート44 (Cut Grading)

 2023年3月31日 18:05:08 更新

石を見るだけで

おおよそのテーブルサイズを見極める方法

The Ratio Methodのまとめです。

 

上記の図のAの直線を1とした時、

Bの直線がその何倍になるかを

目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが

The Ratio Methodであることをお伝えしてきました。

 

Bの直線がAの直線の

1倍の時はテーブルサイズが54%、

1.25倍の時はテーブルサイズが60%、

1.5倍の時はテーブルサイズが65%、

1.75倍の時はテーブルサイズが69%、

2倍の時は=テーブルサイズが72%

となるため、これを頭に入れておくと、石のおおよその

テーブルサイズが目測できるということになります。

これがThe Ratio Methodです。

 

今更ながら復習ですが、

テーブルとは

ダイヤモンドをフェイスアップすると下図のように見えますが、

この図の太枠に囲まれた部分のことを言います。

 

Bの直線の長さが変化してテーブルサイズが変化すると

ダイヤモンドのテーブルの形がどうなるのか?

すべてのケースの場合の図を以下に並べてみましたので、

テーブルの形に着目しながら図を見比べてみてください。

 

Bの直線の長さがAの直線の1倍、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2倍となった時に

変化するテーブルの大きさ・形に気づいていただけると思います。

その変化を感じていただくとより分かりやすいかと思います。

 

 

マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓

 

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