主人とのお見合いのあと、
好奇心に任せて、
当時、私なりに質屋さんの歴史を調べてみたのだけれど、
かなり面白い歴史があることに
びっくり!
そもそも質屋さんの起源は
遣唐使が活躍していたころにさかのぼるそうで、
世紀でいうと7世紀から9世紀。
年にすると601年~900年、
日本は飛鳥時代、奈良時代、平安時代で、
この頃、質屋さんのもととなる
物による貸し借りの制度が中国で発達し、
遣唐使によって日本に伝えられたとのこと。
当時の中国、
唐(618年~907年)の時代は大帝国で
世界の中心でもあったため、
日本だけでなく世界中から物が集まったと同時に
様々な物が輸出されていったようで、
物による貸し借りの制度も同じく、
各方面に広まっていったんだとか。
その頃は農作物の収穫が産業の中心で、
天候に左右される農業は
収穫の出来、不出来によって
収入の増減が発生していたようで、
これをカバーする方法として、
一時的に使用していない持ち物を
食物等と交換して急場をしのぎ、
豊作時に交換した食物よりも多くの食物を返して、
交換したものを返してもらうという方法が
地主や豪農、教会やお寺などで
自然と行うようになっていたんだとか。
これが主人が言う「質屋の前身はお寺による救済事業」
に繋がっていくと考えられそう・・・
つづく・・・
明日香