マルキヤ
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テンダーロインステーキ (フィレ) 7

テンダーロイン=ヒレ肉は

部位と肉質によって

5つの部位に分けられますが、

頭側の部位から順に3番目、

図の③フィレ(Filet) について。

「フィレ(Filet)」はフランス語で

「網(あみ)」とか「少量」

といった意味があるようで、

 

テンダーロイン=ヒレの部位を「フィレ(Filet) 」

と、呼ぶようになったのは、

前回説明した

「トルヌド(Tournedos) 」と同じように

調理方法に関係しているみたい・・・

 

14世紀頃のヨーロッパでは、

肉を焼くとき、串に肉をさして

暖炉で焼いていたけど、

 

この「フィレ」の部位の肉を焼く際には、

崩れないように

糸や網状の物を巻き付けて

焼いていたそうで、

 

その際使われた、

「フィレ(Filet)=網(あみ)」が

この部位を表す言葉となった、

という説があるらしい。

 

だけど、私、個人的には、

ヒレ肉は量が少ないから、

フィレのもう1つの意味の「少量」が

この部位を表す言葉になったのでは?

と勝手に想像したりなんかして・・・

 

通常「フィレ(Filet)」という場合、

テンダーロイン全般を表すみたいだけど、

テンダーロインを5つに細分した場合、

テンダーロインの中でも

この③の部位の肉の事を

「フィレ(Filet) 」と呼ぶとのこと。

 

つまり、「フィレ(Filet)」の肉質を表現すると、

きめが細かくて、柔らかく、脂肪がすくない

肉の甘みを感じることができる部位

ということになる。

 

当然、赤身が多く脂肪が少ないから

焼き過ぎていないステーキが

一番うまみを引き出すことができる

調理方法ということになるみたい・・・

 

 

明日香