「セブンイレブン」の名前の由来は?
それを調べていくと、セブンイレブンさんの
誕生秘話に迫ることになりました。
1927年、
アメリカ テキサス州、
オーククリフという小さな町でのお話。
日本もそうでしたが、電気冷蔵庫が登場する前、
扉のついた巨大なクーラーボックスのような箱が
各家庭内にあり、地域ごとには必ずあった
氷屋さんから角氷を買ってきて、その中に設置し、
冷蔵庫として使用していた頃がありました。
氷を売っていたサウスランド・アイス社は、
夏季、7日間、毎日16時間の営業で
オークリフの住民に氷を販売し続けていて
大変好評だったとのこと。
氷がなければ、家の冷蔵庫は機能しない時代。
夏の暑い時期、氷が亡くなった時に
氷が届くサービスはどれだけ重宝だったか
想像に難くないかも。
この毎日16時間という営業時間が
セブンイレブンさんの営業時間に
つながっていくことに・・・
氷に満足していたお客さんの要望は
次第に氷だけにとどまらなくなり、
卵や、牛乳、パンなどの日用食品へ
この要望に応えるべく
氷と一緒にデイリー食品の販売もスタート。
ここにコンビニエンスストアーの誕生
となったとのこと。
当初は店先に立てた看板替わりの
トーテム・ポールがシンボルとなり、
「トーテム・ストア」と呼ばれていたそうですが、
1946年、氷だけを売っていたころと同じく
毎日、7時から11時まで16時間営業する
コンビニエンスストア チェーン店として名前を、
7から11 → 7-ELEVEN(セブンイレブン)
としたとのこと。これが名前の由来。
氷屋の過去が無ければ、この名前はうまれなかった・・・
私の言いたい氷に秘められた過去
とはまさにこのこと。
ちなみに当時の看板は現在の原型で
大きく数字の7の上に
横文字でELEVENと書かれていて
最後のNは小文字のnではなく、
大文字のNでした。
(下記写真参照・7-ELEVEN HPより)
その後1971年に多くのチェーン店で24時間
営業が始まり、1974年東京の豊洲で一号店が
オープン。現在に至るとのことでした。
日本で1号店がオープンしてから現在に至るまで、
様々なストーリがあるようなのですが、
ちょっと違う種類のストーリーになるようなので、
それは、またの機会に・・・
明日香