今日は3月22日、世界水の日(World Water Day)
1992年に6月に開催された地球サミットで
「アジェンダ21」が採択され、この中で、
「世界水の日」を制定するよう勧告がなされており、
同年12月の国連総会本会議にて3月22日を、
「世界水の日」にすることが決議されたとのこと。
簡単に言えば、3月22日を、世界中のみんなで
水資源の開発・保全を考える日にしようと決めた
ということ。
私たちの身体は、成人で体重の60から65%が水、
胎児に及んでは90%が水。
5日間水を飲まないと命を危険にさらすことになる。
水なしには誰も生きられない・・・
結果、限りある水資源の現状と未来を
考えることはとても重要ということなる・・・
日本は雨が多く水が豊富という印象を持つけれど、
1人あたりの1年の平均降水量は
世界平均が1人あたり16,400㎥にたいし
日本は5,000立法メートルで3分の1しかない。
決して潤沢に水があるわけではありません。
世界では、(世界の人口=77億人/2019年)
自宅で安全できれいな水を飲めない人々=21億人、
汚れた水しか飲むことができない人々=9億人、
川、池、湖などから直接水を飲む人々=1億4400万人
直接水道水を利用できる人々=世界人口の約70%=53億人
日本では、いつでもどこでも蛇口をひねれば、
きれいな水が飲める環境にあるが、
世界ではまだまだきれいな水は行き届いていない。
今世紀末には、水の奪い合いで
戦争がおこるのではとも言われていて・・・
次の世代のために、水資源のことを、
今から私たちができることを、
考えておきたい・・・
明日香