昨日、6月14日は五輪旗制定記念日でしたが、
実はもう1つ重要な旗の制定記念日でもあったのです。
それはアメリカ合衆国の国旗である星条旗。
1777年の昨日、6月14日、星条旗をアメリカの
国旗と定めたそうで、第28代大統領ウィルソンが
当時、この日を国民の祝日と定めたとのことですが、
現在、この祝日はありません。
それよりも、アメリカ国民を1つにする祝日と言えば、
アメリカ独立宣言が交付されたことを記念した祝日、
7月4日の独立記念日でしょうか。
話しを星条旗に戻しますと、
アメリカが独立宣言を行った当時は、
まだ、イギリスの影響が色濃くあったことを象徴する
ように、イギリス国旗が現在の星条旗の中の星が
描かれている部分に描かれていたそうで、
独立戦争で戦ったイギリスの国旗がアメリカの国旗の中
に入っていては、国民の士気が下がるのではと危惧した
ワシントンが、旗作りの職人だった、ベッツイ・ロスに
依頼し、星条旗の原型を完成させたのだそう。
その原型とは
アメリカ合衆国独立当時は13州だったので、
13本の赤と白のストライプに13の星が
イギリス国旗の描かれていた部分に、
円状に描かれていたようで、
その後、新たに州が加わるたびに赤と白のストライプと
星を増やしていき、現在のデザインになるまでに
27回デザインを変えているのだそう。
当初は、赤と白のストライプも州の数と一緒に
増やしていたのだそうですが、本数が多くなりすぎて、
遠くから見るとストライプの部分がピンクにしか
見えなくなってきたため、
1818年に赤と白のストライプは
最初につくられた当時の13の州を意味する
13本に固定し、星の数を州の数と同じになるよう
増やしていくことに決めたとのこと。
現在の国旗は、ハワイが最後に州として昇格した
翌年に作られてから現在まで続いており、デザイン
としは最長となっているとのこと。
よって13本の赤と白のストライプに50州を表す
50の星が描かれている物となっているとのことで、
実際、本当に星が50あるのか数えてみたら、
目がちらちらして、ちょっぴりいらいらしたけど、
しっかり50ございました。
明日香