エメラルドは様々な場所から産出しているため、
エメラルドの歴史は古く、様々なストーリーが登場します。
古い物では、西暦紀元前3000年から1500年にかけて、
エジプトのファラオたちに既に珍重されており、
あの有名なクレオパトラもエメラルドを愛用。
エメラルドを身に付けるだけでなく、
粉末状にして化粧品のアイシャドウとしても使用。
極めつけは、エメラルドの魅力にとりつかれ、
自分の名前を付けたエメラルドの鉱山、「クレオパトラ鉱山」を
所有までしていたとのこと。
古代ローマでは、アレキサンダー大王が戦いの際に
必ず大粒のエメラルドを守護石として身に付けていたとか。
また、エメラルドは解毒や消化を助ける働きがあるとされていた
ため、シーザーが治療のためにエメラルドを集めていた
と伝えられています。
南米のインカ帝国ではエメラルドが身体に身に付ける
宝飾品としてだけでなく、
建物の装飾品としても多用されていました。
確かにすごい歴史だけど、私の友達でエメラルドをつけている人は
あまり見かけない・・・
明日香