そもそも、エメラルドとは何か?
ルビー、サファイアの時と同じく、主人にきいてみたら、
このあたりは宝石学の定番らしく、ちゃんと答えてくれました。
宝石学的に言うと、
エメラルドはベリルと呼ばれる、
ベリリウム、アルミニウム、ケイ酸塩の結晶からなる鉱物で、
コランダムと同じく、
ベリルの純粋な結晶は無色なのですが、
結晶が形成されるまでの間に、
クロムやバナジウムが加わることで、
結晶の色が緑に変わり、エメラルドとなるとのこと。
ベリルの硬さは、
モール硬度(1~10)で7半から8。
ルビー、サファイアよりもやわらかい。
光が石の中を通って外に出るときに折れ曲がる度合いを
示す屈折率は、1.57~1.58。
鉱物に光が入った時、その光が鉱物の中で、
2つに分かれる複屈折。
これはルビー、サファイアと同じ。
エメラルドはルビーやサファイアよりも柔らかい
というお話し。何となくわかるのは、
伯母が付けていたペンダントに入っていたエメラルド、
少しかけていて、叔母が、私に、エメラルドって
割れやすいのよね、といっていたのを思い出すから・・・
明日香