先に、土用の丑の日について書かせていただいたので
途中だった、7月19日のコラムの
ひとりひとりの漢字の表現についての
続きをお話ししたいと思います。
何故、現在推奨されているのが「一人一人」なのに、
「ひとりひとり」「一人ひとり」と
わざわざ書いたりするのでしょうか?
ひとりと書く場合、前回お伝えしたように、以前の決まりでは
漢字で書かずに「ひとり」とひらかなで書くことになっていて、
教科書や公用文の中で定着していたから、
その決まりが無くなった後も、
そのまま、ひらかなで書いている。
もしくは、
一人という漢字の前後に漢字がつながっていると
読みづらいから、(例、僕達一人一人、一人一人笑顔で)
という理由で、漢字の「一人」に
ひらかなの「ひとり」を付けて使っている
らしいのです。
また、逆にひらかなの「ひとりひとり」の前後に
ひらかなの言葉がつづくと、よみづらかったり、
幼稚な感じが残ってしまい、あまりつかわれない。
(例、ひとりひとりにおもてなし)
ということで「一人ひとり」と表現することが
多くなっているらしいのですが、
でも、結局、何を使っても間違いではない
というのが結論だそうです。
なんだぁ~、どれでもええんかぁ~い!
明日香