マルキヤ
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28日は第一次世界大戦開戦記念日

1日おくれましたが、

1914年の昨日7月28日は

第一次世界大戦開戦記念日でした。

 

何が起こっていたかというと、

当時のヨーロッパは

ドイツ、オーストリア、イタリアの三国同盟と

イギリス、フランス、ロシアの三国協商

が対立していて、いつ争いが起こっても

おかしくない状況が生まれていました。

 

そんな中、

1914年、7月28日、

当時オーストラリア領であったサラエボ

(1984年の冬季オリンピックが開かれた当時は

ユーゴスラビア、現在はボスニア・ヘルツェゴビナ)

を視察していたオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝で、

王位継承者のフランツ・フェルディナント氏とその妻が、

ボスニア出身のボスニア系セルビア人に暗殺されたのを

きっかけに、オーストリアがセルビアに宣戦布告。

 

ロシアがセルビアを後援すると、それに対抗して

三国同盟側につく形でトルコ、ブルガリアが参戦。

 

三国協商側には、三国同盟を脱退したイタリア、

ベルギー、アメリカ、日本、中国などが次々と参戦し、

世界大戦へと発展。第一次世界大戦が

始まってしまったのです。

 

これで負けた三国同盟側が多額の賠償金を

支払わされることになり、

これを不服とする国々が再度戦争へ突き進み

第二次世界大戦が勃発することとなるわけですが、

 

最初の第一次世界大戦が終わる原因となったのが、

現在のコロナの流行の話をするとき引き合いに出され、

必ず登場するスペイン風邪と呼ばれるインフルエンザの

大流行でした。

 

戦場の兵士たちが次々とインフルエンザにかかり、

戦争をやめざるをえなくなったのだとか。

 

ウイルスって環境や社会状況を劇的に変える鍵

となっているのが良くわかる話ですよね。

 

 

明日香