2020年 08月03日
今日８月３日は、
８＝（はち）３＝（みつ）の語呂合わせで
蜂蜜（はちみつ）の日。
１９８５年、
日本養蜂はちみつ協会と全日本はちみつ協同組合が
「はち（８）みつ（３）」の語呂合わせで記念日
として制定したとのこと。
私もついこの間までそうだったのですが、
お子さんが小さい親御さんたちの間では、
蜂蜜と聞くと、
ある程度の年齢まで蜂蜜は食べさせてはいけない、
という話になります。
実際、厚生労働省も１歳未満の赤ちゃんに蜂蜜を
与えないよう警鐘を鳴らしています。
これは、蜂蜜に含まれるかもしれない、ボツリヌス菌が、
まだ腸内環境が整っていない赤ちゃんの腸の中に入ると
繁殖し毒素をだして、乳児ボツリヌス症をおこしてしまう
ためです。
厄介なことに、このボツリヌス菌、熱につよく、
通常の過熱や調理では死なないため、
もし、蜂蜜にこの菌が入ってた場合、
その蜂蜜を使った食品を食べると、ほとんどの場合、
ボツリヌス菌を摂取することになってしまいます。
赤ちゃんが発症した場合、適切な治療を行えば
治癒しますが、まれに亡くなってしまうこともある
とのことで注意が必要です。
腸内環境が整うまで、年齢にして１歳になるまでは、
赤ちゃんにとってはハイリスクな食べ物ということに
なります。
しかし、腸内環境が整ってしまえば、腸内に既存している
細菌との競争にボツリヌス菌がまけてしまうため、
何も起こりません。
一旦、腸内環境が整えば、逆に蜂蜜のパワーを
味方に付けなければ損と感じるくらい、
効能が実に様々で、良いことづくめ。
次回は、その効能などについてお伝えしたいと思います。
明日香
