前回からのつづき・・・
ロイヤルゼリーとは?
蜂蜜の話をするとよく聞く言葉。
そもそも、ロイヤルゼリーとは何なのでしょうか?
何か特別だってことはわかるけど、
私はよくわかっていなかったので調べてみました。
そもそも蜂蜜は
他の蜂は作らない、ミツバチだけが作る蜜
それはミツバチのための食べ物。
花から取ってきた花蜜を熟成させ
水分を減らし糖度の濃度を上げているだけでなく
ミツバチが花蜜を蜂蜜として作り上げる過程で
自然に混ざったミツバチの唾液が
糖分をエネルギーに転換するスピードが早い
単糖類である果糖とブドウ糖に変化させている。
花蜜を採取する際についた花粉も
集められ、だんごにして巣房に収集され
ミツバチたちが食べる食べ物として保管される。
蜂蜜が主食なら、花粉だんごはおかず。
この花粉だんごは
タンパク質、ビタミン、ミネラルを多く含んでいて
育児をする働き蜂が蜂蜜だけでなく、
この花粉だんごをたくさん食べて、
唾液腺である
下咽頭腺(かいんとうせん)と大アゴ腺から
乳白色の物質を分泌するのです。
これが、ロイヤルゼリーと呼ばれるもので、
動物で例えると母乳にあたり、
水分65%、タンパク質13%、糖質10%、
脂質&その他12%、
蜂蜜をしのぐ大量のビタミン類(B1,B2,B6、葉酸など)、
体内で合成できない9種類の必須アミノ酸を含む
18種類のアミノ酸、ミネラル(亜鉛、鉄分、カルシウム)、
コリン、y-アミノ酪酸
ヒドロキシシデン酸(ロイヤルゼリーだけに含まれる)
をバランスよく含んでいます。
ただし、このロイヤルゼリーをたべられるのは、女王蜂。
そして、王台と呼ばれる特別部屋に産み付けられ孵化した
女王蜂になる幼虫のみ。
女王になる蜂は、子供のころから食べるものが違う。
何という格差社会でしょうか・・・
そんなことはさておき、
小さいころから違う食べ物を食べてきた幼虫は
やがて女王蜂となり、子供を産み続けることなる。
このロイヤルゼリーがあるからこそ、たくさんの
蜂の幼虫を生むことができるという仕組みです。
このロイヤルゼリー、なんだか甘そうですが、
実はピリッとしていて、酸っぱいのだとか。
ロイヤルゼリーって、とにかく、すご!
つづく・・・
明日香