マルキヤ
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ケーキの名前・モンブラン 5(トレビア)

前回からのつづき・・・

 

主人に名古屋から

アンジェリーナが無くなってしまったと告げると

「そんなばかな、あんなにおいしいのに

無くなるはずがない」と私を信用せず

 

ネットで情報を調べ、

電話をかけまくり、

悟ったように一言

「ない!」

 

催事店が近隣のどこかのデパートで

期間限定でオープンするかもしれない

半ばあきらめながら

うちの主人、ここぞとばかりに

アンジェリーナのトレビアを話し始めました。

 

アンジェリーナは

1903年に、ルネ・ランペルマイエが開いた喫茶店

アンジェリーナはルネの妻の名前。

 

1920年代、フランス・パリで焼き栗がブレイク。

アンジェリーナでも、栗にまつわるお菓子をつくることに。

そこで考え出されたのが、有名なモンブランだったというわけ。

 

モンブランのレシピは

最初に出来上がってから今まで変わったことがなく、

誕生してからずっと同じ味で提供している。

 

ココ・シャネルは一人で来店し、モンブランを注文していた。

 

以上の話をしていたうちの主人

これを覚えていただなんて、いやはや、恐れ入りました。

 

ところで、日本でよく見るタイプのモンブラン

そちらの話は次回で

つづく・・・

 

 

明日香