今日、9月29日は「洋菓子の日」。
2002年、三重県洋菓子協会が制定した記念日。
三重県の洋菓子協会は三重県伊勢市に本部を置いていて
業界の発展、交流、若手技術者の育成を目的に
活動されている協会です。
この「洋菓子の日」を制定することに尽力されたのが、
主人の友人でフィットネス仲間の、
現、三重県洋菓子協会顧問、刀根洋菓子店会長、
刀根大士さん。
刀根さんが三重県洋菓子協会の会長をされていた時に
多数のマスメディアの方々(テレビ局や新聞社等)と一緒に
全国的な記念日にしようと活動され、制定された記念日が
「洋菓子の日」とのこと。
刀根さんにお話しを伺うと、
「フランスの文献を見ていた時、フランスでは
1年365日、毎日、その日ごとに、
様々な職人の守護聖人の日というのが
決められているという記述を見つけたんですが、
9月26日はフランスで
お菓子と農業の守護聖人「サン・ミッシェル」の日、
「大天使ミッシェルの聖名祝日」だったので、
日本から見たらフランスのお菓子は洋菓子だから、
この日を「洋菓子の日」として日本で制定しようと
活動したんです。
マスメディアの方々の協力を得て
「洋菓子の日」を決めた経緯を書いた
ポスターを全国の洋菓子店に配布したのが
始まりでした。
当時のポスター
刀根さんご提供
全国各地の洋菓子店ではイベントが模様され
特別なケーキが作られ、お客様に提供されたり、
今は無き、名古屋・栄の丸栄デパートで
スイーツフェスタを開催したり、
非常に思い出深い事業でした。
ちなみに、サン・ミッシェルが
お菓子と農業の守護聖人!?
一見あまり関係がないと思われる
2種類の職種の守護聖人ってなぜ?と感じますが、
洋菓子を作るときには小麦や農作物を使用するため
切っても切れない関係で、実は密接に関係している、
といったところから「お菓子と農業の守護聖人=
サン・ミッシェル」となっているようです。」
とおっしゃっておられました。
そうしてご尽力された結果が
現在9月29日を「洋菓子の日」として
制定することができたということで、
毎年この時期になると、マスメディアの方々から
制定当時の話や「洋菓子の日」について
詳細を聞かせてください、と連絡が入るのだそうです。
ところで、話は少しずれますが、我が家は毎年
刀根洋菓子店さんで、クリスマスケーキを注文して
購入させていただいております。
その理由は、注文を受けたケーキに冷凍ものは一切使わず、
世を徹して焼き上げたスポンジケーキに
クリスマスのデコレーションをほどこして
販売されるので、とても新鮮、そして、当然、
美味しいからなのです。
刀根洋菓子店さんのHPです。ご興味のある方は
ぜひ、アクセスしてみてください。
https://www.tonekashikan.co.jp/
つづく・・・
明日香