前回からのつづき・・・
金平糖は思いのほか奥が深かったので、
気づいてみたら18話にもなっていて、
ずっと金平糖のお話しばかりでした。
金平糖の話の最後に
ポルトガルから日本に最初にやってきた
「金平糖」のもとになった
「コンフェイト」はどのような感じだったのか
見てみたいと思います。
ポルトガルからやってきたコンフェイトは、
現在の金平糖のようにイガ(角)がなく
丸かったとのこと。
現在でもまだ作られている
ポルトガルの「コンフェイト」を見ると
どのようなものだったのか
推測できます。
ポルトガルの「コンフェイト」は
5日間ほどで完成させるのだそう。
イガ(角)をはっきり作ろうとすると
14日間の時間がかかるため
5日間だとイガ(角)が出始めたところで
終わってしまうので、はっきり出ていません。
現在も作られている
ポルトガルの「コンフェイト」
古典の日HPより
緑寿庵清水さんの金平糖
「コンフェイト」が日本に伝わって
独自の進化を遂げ、
イガ(角)が出るようになった「金平糖」
先日お取り寄せした、
緑寿庵清水さんの金平糖
を口に入れて
今まで調べてきたことを1つ1つ
思い出しながら、
昔の人は、この金平糖に何を感じて
食べていたのか
想像してみたいと思わずにはいられません。
おわり。
明日香