2020年 11月05日
前回からのつづき・・・
前回お伝えしたように
パワーストーンとして知られているガーネット。
その歴史は古く、
だからこそパワーストーンとして
認識されている側面もあるようです。
ガーネットは古くは青銅器時代から
宝石や研磨剤としての使用が
始まっていたとのこと。
年数にすると５０００年以上も前からで、
古代エジブトのファラオが
赤いガーネットのネックレスを着用していたり、
来世のための財産として
ミイラと一緒に埋葬されていたり、
古代ローマでは、
重要な書類を蝋で封印する際に
その上から押し付けるための
ガーネットの入った沈み彫りが施された印台が
使用されていたり、
中世では、
王家が、一族の結束を表す紋章として使用したり、
貴族や、聖職者が好んでガーネットを使用したり、
古代ギリシャ神話では、
ガーネットは永遠を意味する宝石とされていたり、
十字軍の戦士は
ガーネットが戦士たちを守ってくれるもの
として信じており、
自分たちの甲冑に
ガーネットをはめ込んだと言われていたり
旧約聖書では、
奇跡をもたらす宝石とされており、
大洪水の時に「ノアの箱舟」の灯火として
ガーネットが吊り下げられ、
ノアを導いて箱舟を救ったたという
言い伝えがあったり、
また、あのフランス王妃、マリーアントワネットも
ガーネットに魅了され、ガーネットのネックレスや
７個のカメオが連なりガーネットで装飾された
ブレスレットを愛用していたりと、
ﾏﾘｰ･ｱﾝﾄﾜﾈｯﾄが1780年頃に
名門宝石商の「ﾒﾚﾘｵ･ﾃﾞｨ･ﾒﾚｰ」から購入した
「ｶﾞｰﾈｯﾄの花でつながった７連のｶﾒｵのﾌﾞﾚｽﾚｯﾄ」
FASHION PRESS ＨＰより
ガーネットに関連した伝説的なお話しが
数多く残るのも、ガーネットの特徴といっても
過言ではありません。
明日香
