2021年 01月27日
2021年1月28日 17:48:22
ダイヤモンドのカラーグレーディングは
パート26でも少しお話しした通り、
通常は、
透明のダイヤモンドが
どれだけ黄色がかっているか、
色の明暗(tone)と色の彩度(saturation)
を通して色の深さをみることで
判断します。
一方、検体となるダイヤモンドが、
①内包物が多くてあまり透き通っていない場合
②茶色や灰色といった黄色以外の色相(hue)の場合
③カラーゾーニング(色むら)がある石の場合
④いびつな形をしている石の場合、
通常のカラーグレーディングよりも難しくなります。
上記のリストが通常よりも
カラーグレーディングが難しくなる理由は?
次回で。
つづく・・・
マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓