マルキヤ
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屈折計13(屈折率計測方法説明1)

更新 2021年6月11日 01:05:41

前回、複屈折する石を

屈折計で計測した場合

どのようなことが起こるか

ご説明いたしました。

 

今回は

屈折計を使用して

複屈折する石の計測手順を

詳しくお伝えします。

 

過去の当ブログ内、

誕生石・1月

(ガーネット22 パイロープ8 複屈折3)でも

詳しく説明しましたが、

 

宝石の結晶(石)によっては

「光軸 または 光学軸」とよばれる、

光が結晶(石)に入射した際に

2つの光に偏光しない方向、

つまり、

複屈折(DR)しない方向があります。

 

この光軸の方向に光が入ると

複屈折の結晶(石)でも

複屈折の反応を示さないため、

 

計測方向が光軸でないことを確認するため、

検体となる結晶(石)の向きを変えて

その都度、屈折計で計測する必要があります。

 

また、前回もふれましたが、

最大の屈折率と最小の屈折率を計測し

その差異の値が

複屈折率(BI=Birefringence )となるわけですが、

 

光が結晶(石)のどの面から入光するかによって

屈折率が変わってくるため、

検体となる結晶(石)の向きを変えて

その都度屈折率を計測しながら

最大の屈折率と最小の屈折率を計測する必要があります。

 

以上2点の理由で

検体となる結晶(石)の向きを変えて

屈折率を計測する必要が出てきます。

ではどのように行うのでしょうか?

その詳細な説明は次回で・・・

 

つづく

 

 

明日香